勝手に!

勝手に何でも書いてしまうブログです。

勝手にシェア畑!・・・お手入れを頼む

シェア畑を借りて2年目です。

9月、10月の作物入れ替えの時期。

長期出張となってしまいました。

週末のお手入れもままならなくなってしまいそうだ。

秋のための土つくりを終えていたのは幸いだった。

 

もともと私が言い出しっぺで始めたシェア畑なので、事情により後は頼む、と妻つぶに

は言い難い。

でも、苗植えやらそのあとに続くお手入れは、畑仕事の肝になるところなのでしっかり

やっておかないといけない。

昨年はキャベツの植え付け時期が遅れると結球しなくなると教わり、しっかり苗の到着

に合わせて植え付けをした。

おかげで、なかなか立派なキャベツが収穫できたりと、ここは大切な時期になる。

 

そういうことなので、2か月分のお手入れをスタッフさんにお願いすることにした。

もちろんこれは有料だ。

 

いろいろ事情を説明し、収穫に関しては週末にやってきますので、と妻つぶが交渉す

る。

自分の負荷を軽減するための行動は手早い。

すると、えっ?なら奥様が手入れすればいいじゃないですか、とスタッフさんが言って

くる。

 

Has:いえいえ、妻は収穫専門ですのでw
Staff:大丈夫ですよ~できますよ~。
H:いやいや、そこはぜひともお願いしたいんですっ!
S:スタッフもついてますし、奥様一人でも大丈夫ですから~

 

そんな押し問答になってしまうのも無理はない。

 

私の借りている畑は約10㎡で、月々8千円となっている。

8千円分野菜を月々買ったら相当買えますよね?

そしてその分の野菜がたかだか10㎡の畑でとれるわけがない。

だから、シェア畑を借りるというのは、野菜の収穫で元を取ることではなく、農業

を”体験する”ことが目的なのだ。

そしてここでは設備や備品や種や苗まで(苗なんて接ぎ木したのが入ってくる)全部そ

ろっている。

どうぞ、手ぶらでやってきて都会(?埼玉ですがw)では貴重な体験をしていってくだ

さい、サポートは致します。

シェア畑というのは、そういう至れり尽くせりなサービスの事なのだ。

 

なのでシェア畑は、まぁキャンプに例えればグランピングに相当するといえる。

 

手ぶらでやってきてください、面倒なテントの設営は必要ありません。

(手ぶらで来てください、農機具・肥料・休憩所は完備されています)

 

キャンプ施設はすでに設置されていて、素晴らしい自然環境の中で、あなたは楽しむだ

けでいいのです。

(すでに区画された、都会の環境に近い農園で、あなたは耕すだけでいいのです)

 

食材だってそろっていますよ!

(作物の苗も提供しますよ!)


というわけで、その体験の主たる部分を占める”お手入れ”を、スタッフさんにお願いす

るということは・・・。

高いお金を払って借りたグランピング施設に、”スタッフさん泊まって下さいね”

と言っているのと同じことになるのだ。

 


たぶん・・・。

 

だから、スタッフさんがそれを、いえいえどうぞ、というのは全く理にかなっているの

である。

 

とはいえ、私たちは2か月分のお手入れをお願いした。

そこにちょっとしたむなしい気分が漂うのは不思議な感覚ではある。

 

一つ気になることがある。

サトイモの収穫がこの時期にあるのだけど、新しい作物との入れ替えでさっさと刈り取

られてしまうのか。

あるいは借主(つまり私たち)が収穫に来るまで、じっと待っていてくれるのか、とい

うことだ。

 

まぁ妻つぶはサトイモの収穫には私以上に意欲的だ。

昨年市民農園を借りている友達からいただいたサトイモが、ものすごく美味しかったか

らだ。

しっとりと柔らかくて、舌の上でとろけるような感じだった。

出張途中に調整して帰ってこようと考えているけど、きっといいタイミングで掘り起こ

してくれるだろう。