勝手にシェア畑!・・・今年のピーマン
シェア畑を初めて2年目です。
小さな区画の畑の中で、トマト・ナス・ピーマンは畑の収穫量を一定量あげてくれてい
る。
プチトマトは鈴なりの房から赤い実を選んでぷつぷつともぎ取る楽しみがあり、白ナス
もたくましく育ってくれて、平均して週に4-5個くらいの実が採れている。
さて、今年のピーマンだ。
白状すれば、私はミスを犯してしまった。
ピーマンは水やり・施肥などの基本的な手入れのほかに、初期では最初に生る実は小さ
いうちに切り取って株を大きくする、というのがある。
そうそう、これ去年もやったよね、ということで軽くクリア。まぁ小さい実を切り取る
だけなんだけど・・・。
次の段階へ行くと、支柱を盛替えて実が沢山なっても重さで折れたりしないよう、麻ひ
もで固定する、というのがある。
こちらも、これこれやったね~ということで軽くクリア。
で、さらに次の段階へ行くと、茂りすぎる枝葉を剪定する、というものがある。
枝が中心に向かって伸びていると風通しが悪くなって、病害虫の原因になるというので
切り落とすのだ。
なんでも、上からのぞいた時、地面が見えるような感じにするらしい。
それを模式的に描くと下のようになる。
これなら実に簡単ですね。
私は下のように切ります。
なので選定はとても簡単な事のように思える。
しかし現実のピーマンがこんな風に解り易く成長しているわけではない。
実際のピーマンの問題点を簡潔に描いてみると、下のようになる。
さて、青い雲マークの部分であなたならどちらを切りますか?
右を切ればゆくゆく枝が中心に伸びていきそうだし、左のを切ればその下の葉とかぶさ
ってしまいそうだし…。
真夏の炎天下での農作業、じっくりゆっくり考えていられません。手早く作業は終わら
せたい。
ここで私は右側を切り落としました。
ここ!
かなりさっぱりさせて満足感。で、これを後からよくよく眺めてみると・・・・?
ここっ、一番芽のところっ!!
・・・・・・・。
テンポよく作業して、勢い余って一番の成長する枝を切り落としてしまったようです
(涙
小ぶりな株を恨めしく眺める日々。
君がもう少し解り易く成長していてくれたらね・・・、と責任をピーマンに押し付け、
妻つぶにも報告せずにいたわけです。
すると気になるのは、ほかの区画。
なのですが、ほかの区画もなんだか去年より株が総じて小さいような?
なんでも今年のピーマンは昨年のものと品種が違うんだとか・・・・。
そのせいで少し小さいんだとか・・・。
じゃあ一番芽の生長点を切り落としても、そんなに影響はないのかな、と思ったり。
ほんと、作物の成長の良しあしは何が要因か判断しにくいですね。