勝手にあざーす!・・・盆踊り
本踊りを(再び)初めて足かけ3年目です。 ※カテゴリーされないネタです。
2年前の夏、妻つぶはこう言った。
W:私はね、盆踊りが大好きなんだよ。踊りたい・・・。
この先一生盆踊りが踊れないなら、今すぐ死んだほうがまし。
そんな雰囲気をたたえながら。
H:そんなの早く言えよ。どこでやってるの?
W:えっ・・・、ええっ??
以前、カラオケするのを私が拒んだことがあるので、盆踊りもダメかと思っていたらしい。
そんなことはない。盆踊りでは、踊ってもいいし眺めていてもいいし、夜店が出ていたら何か食べていてもいい。
踊っている風景を写真に撮ってもいいじゃないか。
(要は自分が参加する気はあまりないw)
一人で踊っていてもいいけど、一緒に行って、ということだ。
そんなの全然OKデス!
というわけで、日比谷へGO!!
盆踊りといえば、東京の聖地は日比谷公園だ。
(ほんとかな?ちなみに私は埼玉県民ですが)
平日の夜だったと記憶している。
会社帰りに待ち合わせだ。
同じく会社帰りの人々が、集まってグループで参加している。
そんなわけで、集まってくる時間もそれそれ、自分たちのペースで踊りに参加していく。
高層ビルを借景に、公園の噴水の周りを巨大な盆踊りの輪がゆっくりと動く。
随分前からYoutubeで踊りを覚えていた妻つぶは、それはもう熱の入り方が違っていて、私に踊りのポイントを何度も解説してくれていた。
そして現地ではすでに、にわかの域を超えているのが確認された。
本当に楽しそうに踊っている。
もっと早く来ればよかったな、と思う。
盆踊りって画一的なイメージがあったけど、ここでは参加する人も国際色豊か。
南方系の人はどう見ても陽気に踊っているように見えるし、北方系の人は日本人より形式を重んじているように感じられる。
もちろん個性もあって、見ていてとても面白い。
後半戦から私も踊りに参加することに。完璧に踊れないなりにも即興で何とか周りと動きを合わせる、記憶力テストみたいにな
りました。
けどこれはかなり楽しめる!
踊れないなら踊れないで、徐々に踊れるようになっていく自分がここにいますっ!!
周りはそんな人はたくさんいたし。これなら毎年参加してもいいね、と思う。
真夏の暑い夜に独特な音楽で無限ループの踊りを踊っているというのは、どこか中毒性も感じる。
その音楽が銀座カンカン娘であっても、だっ!。
♪~ カルピスぅ飲んで カンカンむーぅすめぇ~ っと。
そんな熱気を来年も。
というところで、コロナとなってしまい、昨年は中止、今年は開催のチェックもせずに過ごしていたら・・・。
オリンピックの閉会式で東京音頭がかかっているじゃないですかっ!?
あっ、これ選手にも踊ってもらうんだ、これはいい!
と思っていると・・・
踊り手が踊っているのを見る形式だぁ・・・
中には自主的に席で踊っている選手もいたので、これは踊るように促してみんなで踊ったらよかったのになぁ。
世界各国の選手が、国立競技場のトラックで東京音頭を踊っていたら楽しげだろうな、と思ってしまいました。
さて、来年くらいはまた踊れるのかな?
2年前に日比谷公園で披露されていた、幻の盆踊り曲がある。
東京2020音頭という。
あれはどこへ行ってしまったのか・・・。
♪~ オリンピックとパラリンピーック はぁどどんがどどんが・・・・
難しすぎる振付だったにもかかわらず、妻つぶはマスターしていたのに・・・・。
覚えきれなかった曲のフレーズを口ずさみ、適当な振り付けで踊って見せるのがうちでの今のローカルな流行りです。