勝手に!

勝手に何でも書いてしまうブログです。

勝手にシェア畑! 里芋の収穫

シェア畑を始めて2年目です。

 

長期出張のため、スタッフさんにお手入れを頼んでいた10月の初旬。
出張の合間に家に帰ることができたので、まだ早いけど里芋の収穫をすることにした。

スタッフさんと話をしていると、出張明けの10月最終週の方がどちらかというと収穫にはいいという。
一つ懸念があった。
そうすると次の作付のための土つくりが遅れてしまう。
それもあり、早く里芋を収穫したいという先走り感もあり。
うちは里芋がが小さくても全然問題ありません、ということを伝えると、であれば、ということになった。
収穫したものが小さいとがっかりするんじゃないかと、心配してくれて10月末の収穫を勧めてくれていたようだ。

いやいや、そんなことはない。
若い芽を摘め、というシェア畑に適用される妻つぶの方針は、ここでも最大限生きる形となった。
葉物類などは特に、早めの収穫をした方が美味しい(とうちでは思っている)。
里芋に関しても、以前友達の借りている農園でもらった里芋は小さい方がとろりといていておいしかったというのがある。

他区画の里芋たちは照り付ける太陽の元、地面の中の芋たちにまだ足りないとばかりに養分を供給している。
こんな風に。

収穫前の里芋

収穫前の里芋

 

その横で、いそいそと私たちは里芋の根元にスコップを入れたっ!

・・・・・・・・・・・・・?

えっ?!

こんなものなのかしら??

 

里芋を抜く

里芋を抜く

種芋のまわりに、鈴なりの里芋を想像した私はちょっとショックを受けた。
確かに小さくても文句は言いませんといったわけだけど、これは少なすぎでは?
と一人焦る私を尻目に、妻つぶはサクサクとスコップを入れていく。
すると、あれっ、ここにもあるの? という感じでとびとびに芋が掘り返されていく。
なんでも友達の借りている菜園で、意外な場所にまで広がって育っている里芋を掘っていたようだ。
私は掘られたものを見ただけだったので、これが里芋堀の初体験なのだ。
小さい芽の下にもちゃんと芋があって(当たり前か)、そこそこの量になってきた。

張り巡らされた根の処理と、土つくりのために交代して土を掘っていくと、相当離れたところにも里芋が。
しかし、こんなに根っこがついているものなんだ、とスーパーの里芋しか見たこのがない私はそう思うのでした。

(以下、人によってはちょっと気持ちの悪い写真かも)

 

根っこのついた里芋

根っこのついた里芋


最終的には、根の処理をして、このくらいの里芋が2つの種芋から収穫出来ました!
ピンクの皮がなんともおいしそう。

若くてぴちぴちの里芋たちw

里芋収穫の全容

里芋収穫の全容

これは私たちにとっては、なかなか満足のいく量です!
他の区画と比較できないのが残念ではある・・・。

というわけで、里芋の料理ってあまりしないけど、そうめんと合わせてかき揚げにしてみました。
これマジうまかったです!
ちょっと味を伝えられないのが残念。

里芋のかき揚げ

里芋のかき揚

そのあとは甘辛煮にしてみました。
それを作る過程で、ゆでただけの里芋を味見でそのまま食べてみた。

栗のような香りがうっすらとしてほんと美味しかったぁ。
ほくほくと少しの粘り感・・・、なかなか味わえないお芋でした。


さて、この収穫の日。
思いのほか作業がたくさん・・・・。
ナスの最後の収穫をした後、プランタープランツのマリーゴールドと一緒に抜き堆肥処理。
1畝のこれまでの根の処理と畝たてマルチはり。
半畝の根の処理をした後耕す、といったなかなかの作業を満喫することになりましたw

いや、お金を払ってまで譲った楽しみを取り戻したということですよっ!

よく晴れた日で暑かった~

サトイモは来年も植え付けたいなぁ。

うーん、おなかもすっきりですっ!!

 

勝手にあざーす!・・・盆踊り

本踊りを(再び)初めて足かけ3年目です。 ※カテゴリーされないネタです。

 

2年前の夏、妻つぶはこう言った。

 

W:私はね、盆踊りが大好きなんだよ。踊りたい・・・。

 

この先一生盆踊りが踊れないなら、今すぐ死んだほうがまし。

そんな雰囲気をたたえながら。

 

H:そんなの早く言えよ。どこでやってるの?
W:えっ・・・、ええっ??

 

以前、カラオケするのを私が拒んだことがあるので、盆踊りもダメかと思っていたらしい。

そんなことはない。盆踊りでは、踊ってもいいし眺めていてもいいし、夜店が出ていたら何か食べていてもいい。

踊っている風景を写真に撮ってもいいじゃないか。

(要は自分が参加する気はあまりないw)

 

一人で踊っていてもいいけど、一緒に行って、ということだ。

そんなの全然OKデス!

 

というわけで、日比谷へGO!!

盆踊りといえば、東京の聖地は日比谷公園だ。

(ほんとかな?ちなみに私は埼玉県民ですが)

平日の夜だったと記憶している。

会社帰りに待ち合わせだ。

同じく会社帰りの人々が、集まってグループで参加している。

そんなわけで、集まってくる時間もそれそれ、自分たちのペースで踊りに参加していく。

高層ビルを借景に、公園の噴水の周りを巨大な盆踊りの輪がゆっくりと動く。

 

随分前からYoutubeで踊りを覚えていた妻つぶは、それはもう熱の入り方が違っていて、私に踊りのポイントを何度も解説してくれていた。

そして現地ではすでに、にわかの域を超えているのが確認された。

本当に楽しそうに踊っている。

もっと早く来ればよかったな、と思う。

 

盆踊りって画一的なイメージがあったけど、ここでは参加する人も国際色豊か。

南方系の人はどう見ても陽気に踊っているように見えるし、北方系の人は日本人より形式を重んじているように感じられる。

もちろん個性もあって、見ていてとても面白い。

 

後半戦から私も踊りに参加することに。完璧に踊れないなりにも即興で何とか周りと動きを合わせる、記憶力テストみたいにな

りました。

けどこれはかなり楽しめる!

踊れないなら踊れないで、徐々に踊れるようになっていく自分がここにいますっ!!

周りはそんな人はたくさんいたし。これなら毎年参加してもいいね、と思う。

 

真夏の暑い夜に独特な音楽で無限ループの踊りを踊っているというのは、どこか中毒性も感じる。

その音楽が銀座カンカン娘であっても、だっ!。

 

♪~ カルピスぅ飲んで カンカンむーぅすめぇ~  っと。

 

そんな熱気を来年も。

というところで、コロナとなってしまい、昨年は中止、今年は開催のチェックもせずに過ごしていたら・・・。

 

オリンピックの閉会式で東京音頭がかかっているじゃないですかっ!?

あっ、これ選手にも踊ってもらうんだ、これはいい!

と思っていると・・・

踊り手が踊っているのを見る形式だぁ・・・

 

中には自主的に席で踊っている選手もいたので、これは踊るように促してみんなで踊ったらよかったのになぁ。

世界各国の選手が、国立競技場のトラックで東京音頭を踊っていたら楽しげだろうな、と思ってしまいました。

 

さて、来年くらいはまた踊れるのかな?


2年前に日比谷公園で披露されていた、幻の盆踊り曲がある。

東京2020音頭という。

あれはどこへ行ってしまったのか・・・。

 

♪~ オリンピックとパラリンピーック はぁどどんがどどんが・・・・


難しすぎる振付だったにもかかわらず、妻つぶはマスターしていたのに・・・・。

覚えきれなかった曲のフレーズを口ずさみ、適当な振り付けで踊って見せるのがうちでの今のローカルな流行りです。

 

勝手にシェア畑!・・・お手入れを頼む

シェア畑を借りて2年目です。

9月、10月の作物入れ替えの時期。

長期出張となってしまいました。

週末のお手入れもままならなくなってしまいそうだ。

秋のための土つくりを終えていたのは幸いだった。

 

もともと私が言い出しっぺで始めたシェア畑なので、事情により後は頼む、と妻つぶに

は言い難い。

でも、苗植えやらそのあとに続くお手入れは、畑仕事の肝になるところなのでしっかり

やっておかないといけない。

昨年はキャベツの植え付け時期が遅れると結球しなくなると教わり、しっかり苗の到着

に合わせて植え付けをした。

おかげで、なかなか立派なキャベツが収穫できたりと、ここは大切な時期になる。

 

そういうことなので、2か月分のお手入れをスタッフさんにお願いすることにした。

もちろんこれは有料だ。

 

いろいろ事情を説明し、収穫に関しては週末にやってきますので、と妻つぶが交渉す

る。

自分の負荷を軽減するための行動は手早い。

すると、えっ?なら奥様が手入れすればいいじゃないですか、とスタッフさんが言って

くる。

 

Has:いえいえ、妻は収穫専門ですのでw
Staff:大丈夫ですよ~できますよ~。
H:いやいや、そこはぜひともお願いしたいんですっ!
S:スタッフもついてますし、奥様一人でも大丈夫ですから~

 

そんな押し問答になってしまうのも無理はない。

 

私の借りている畑は約10㎡で、月々8千円となっている。

8千円分野菜を月々買ったら相当買えますよね?

そしてその分の野菜がたかだか10㎡の畑でとれるわけがない。

だから、シェア畑を借りるというのは、野菜の収穫で元を取ることではなく、農業

を”体験する”ことが目的なのだ。

そしてここでは設備や備品や種や苗まで(苗なんて接ぎ木したのが入ってくる)全部そ

ろっている。

どうぞ、手ぶらでやってきて都会(?埼玉ですがw)では貴重な体験をしていってくだ

さい、サポートは致します。

シェア畑というのは、そういう至れり尽くせりなサービスの事なのだ。

 

なのでシェア畑は、まぁキャンプに例えればグランピングに相当するといえる。

 

手ぶらでやってきてください、面倒なテントの設営は必要ありません。

(手ぶらで来てください、農機具・肥料・休憩所は完備されています)

 

キャンプ施設はすでに設置されていて、素晴らしい自然環境の中で、あなたは楽しむだ

けでいいのです。

(すでに区画された、都会の環境に近い農園で、あなたは耕すだけでいいのです)

 

食材だってそろっていますよ!

(作物の苗も提供しますよ!)


というわけで、その体験の主たる部分を占める”お手入れ”を、スタッフさんにお願いす

るということは・・・。

高いお金を払って借りたグランピング施設に、”スタッフさん泊まって下さいね”

と言っているのと同じことになるのだ。

 


たぶん・・・。

 

だから、スタッフさんがそれを、いえいえどうぞ、というのは全く理にかなっているの

である。

 

とはいえ、私たちは2か月分のお手入れをお願いした。

そこにちょっとしたむなしい気分が漂うのは不思議な感覚ではある。

 

一つ気になることがある。

サトイモの収穫がこの時期にあるのだけど、新しい作物との入れ替えでさっさと刈り取

られてしまうのか。

あるいは借主(つまり私たち)が収穫に来るまで、じっと待っていてくれるのか、とい

うことだ。

 

まぁ妻つぶはサトイモの収穫には私以上に意欲的だ。

昨年市民農園を借りている友達からいただいたサトイモが、ものすごく美味しかったか

らだ。

しっとりと柔らかくて、舌の上でとろけるような感じだった。

出張途中に調整して帰ってこようと考えているけど、きっといいタイミングで掘り起こ

してくれるだろう。

勝手にシェア畑!・・・今年のピーマン

シェア畑を初めて2年目です。

小さな区画の畑の中で、トマト・ナス・ピーマンは畑の収穫量を一定量あげてくれてい

る。

プチトマトは鈴なりの房から赤い実を選んでぷつぷつともぎ取る楽しみがあり、白ナス

もたくましく育ってくれて、平均して週に4-5個くらいの実が採れている。

 

さて、今年のピーマンだ。

白状すれば、私はミスを犯してしまった。

ピーマンは水やり・施肥などの基本的な手入れのほかに、初期では最初に生る実は小さ

いうちに切り取って株を大きくする、というのがある。

そうそう、これ去年もやったよね、ということで軽くクリア。まぁ小さい実を切り取る

だけなんだけど・・・。

 

次の段階へ行くと、支柱を盛替えて実が沢山なっても重さで折れたりしないよう、麻ひ

もで固定する、というのがある。

こちらも、これこれやったね~ということで軽くクリア。

 

で、さらに次の段階へ行くと、茂りすぎる枝葉を剪定する、というものがある。

枝が中心に向かって伸びていると風通しが悪くなって、病害虫の原因になるというので

切り落とすのだ。

なんでも、上からのぞいた時、地面が見えるような感じにするらしい。

 

それを模式的に描くと下のようになる。

 

ピーマンの枝の生長例

ピーマンの枝の生長例

これなら実に簡単ですね。

私は下のように切ります。

f:id:thisispen:20210909143310j:plain

ピーマンの剪定

なので選定はとても簡単な事のように思える。

しかし現実のピーマンがこんな風に解り易く成長しているわけではない。

実際のピーマンの問題点を簡潔に描いてみると、下のようになる。

 

さて、青い雲マークの部分であなたならどちらを切りますか?

ピーマンの剪定問題

ピーマンの剪定・・・どちら?



右を切ればゆくゆく枝が中心に伸びていきそうだし、左のを切ればその下の葉とかぶさ

ってしまいそうだし…。

 

真夏の炎天下での農作業、じっくりゆっくり考えていられません。手早く作業は終わら

せたい。

ここで私は右側を切り落としました。

 

ここ!

選んだ剪定場所

私の選んだ剪定場所

かなりさっぱりさせて満足感。で、これを後からよくよく眺めてみると・・・・?

ここっ、一番芽のところっ!!

・・・・・・・。

テンポよく作業して、勢い余って一番の成長する枝を切り落としてしまったようです

(涙

 

小ぶりな株を恨めしく眺める日々。

君がもう少し解り易く成長していてくれたらね・・・、と責任をピーマンに押し付け、

妻つぶにも報告せずにいたわけです。


すると気になるのは、ほかの区画。

なのですが、ほかの区画もなんだか去年より株が総じて小さいような?

なんでも今年のピーマンは昨年のものと品種が違うんだとか・・・・。

そのせいで少し小さいんだとか・・・。

 

じゃあ一番芽の生長点を切り落としても、そんなに影響はないのかな、と思ったり。

ほんと、作物の成長の良しあしは何が要因か判断しにくいですね。



勝手にシェア畑!・・・小玉スイカ3

シェア畑を始めて2年目です。

 

今年、西の方は記録的な早い梅雨入り、関東近辺は(うちは埼玉です)通年よりちょっ

と雨は遅かったような。

※このブログは思い出しながら書いています。前回、前々回投稿の続きになります。

 

それでも週末は晴れて、残り一つとなったスイカの様子を伺う。

 

H:かなり大きくなったねw
W:そうだね、もうとっちゃおうよ。
H:いや、まだつるは枯れてないから。
W:そうか~残念・・・・でも収穫は早い方が・・・
H:いや、まだつるは枯れてないからっ!

 

というわけで、かなり大きくなった小玉スイカの実を恨めし気に収穫は見送り。

しかしこの時、一部の茎が途中で枯れてくるという現象が・・・・

「これは病気だね。こっちの茎は切っていいね。」

という長老のアドバイス。先週早すぎた収穫をした方の茎を切っておく。

ふむ、残りの方の茎には異常はないようだ。


そして待つこと1週間。

今日は収穫~といそいそと畑に出かける。

当然私たちは、熟れた小玉スイカを持ち帰るものと思っていたので、雑草取りや追肥

どを手早く行っていた。

楽しみは後に残すタイプなのだ。兵長と一緒ですな。

とはいえ気になるわけで、背中を伸ばすタイミングでスイカが目に入った。


ん・・・・茶色くないか??


茶色い = 腐っている。

脳は瞬時に認識するも感情はついていけず、微妙な間の後。


H:ちょっとこれ・・・
W:なに?
H:これ腐ってない?
W:えっ?


長雨にやられてしまったようだ・・・・。

ネットの中に沈む小玉スイカ・・・・。


なんだよ~

試しに割ってみると、赤々と熟れた様子・・・・そして熟れすぎた感のある半透明の赤

い実の色・・・。

さすがに試食する気にはならなかった。

だって触って柔らかかったし、茶色だし、なんか斑点状にシミがついていたし・・・。

 

来年こそはっ! 絶対実らせてやるっ!!

と誓うのでした。

 

そのあと妻つぶが、だから先週収穫しとけばよかったんだよ、とつぶやき続けたのは言

うまでもない。

 

スーパーに並ぶ小玉スイカ・・・・、絶対に買うもんかっ!

・・・・ショックが大きすぎて写真は撮っておりません。

 

勝手にシェア畑!・・・小玉スイカ2

シェア畑を始めて2年目です。

最近の妻つぶの座右の銘は、”若い芽を摘め”だ。

これは人間の事ではなくて、野菜の事だ。

葉物野菜や、実物でもキュウリやオクラなんか成長の早いやつは、早めに摘み取って食べてしまった方が大きくなりすぎるより全然美味しい、ということだ。週末にしか行けない私たちにとっては、収穫のタイミングは早めが良い。

そしてその原則は、今まさに小玉スイカに適用されようとしていた。


W:もういいんじゃない?とても大きくなっているよ?
H:んーどうかな、まだ実が青いような気がするけど・・・
W:早め早めがいいんだよ、来週来た時熟れすぎてたらどうするの?
H:じゃ、野菜作りブックを見てみるよ。

と、スマフォで確認すると・・・実の付け根のつるが枯れていたら、収穫の合図、とある。

どれどれ・・・・・


W・H:枯れてるねっ!ww


ということで、いそいそとネットをほどき、スイカを2つ収穫。

その重みに満足感を覚え、手に乗せたりしていると・・・・。

「あれっ、あれっ!何やってるの!!」

と、さっきまで他区画の指導をしていたスタッフさん最長老の方が、大きな声をあげて近寄ってくる。

この方は農業にホント詳しくて、いつも頼りに何でも聞いている方だ。

何って、スイカを収穫したんですよ~、とのんびり返したわけではない。

普段長老はこんな大きな声をあげたりしないのだ。明らかに状況は私たちが何かをやらかした感じだ。

曰く、この畑で最初に実がついたスイカの収穫がまだなのに、私たちのが収穫出来るわけがない、という。

しどろもどろに、一応実の根元のつるは見て枯れていたので・・・・。

「どれよ、どれどれ?・・・・これはつるじゃないよ~!脇芽だよ~。」

 

はっ??? 脇芽っ??

 

 よくよく見れば、さっき切り落とした実の脇には青々としたかなり太いつるがぐるぐる元気に巻き付いており・・・。

はー、私たちは何度もこんなことをしてきているじゃないか!

願望が脳みその判断を曲げてしまうのだ。

あまりに青々としたつるは収穫したいという願望によって、存在しなかったことにされたようだ。

あぁ、せっかく育った小玉スイカが・・・・

ここまで状況を把握してくれているスタッフさんがいたのに・・・・

もう、苦笑いをこらえるしかないのでした。

 

長老は去り際に、お飾りにはちょうどいいね、と言って去っていった。

私たちは心の中で、お仏壇はうちにはないんですけどね、と応えた。

 

明らかに小さい方は畑の肥料ボックスに、一縷の望みを込めて大きい方を持って帰って割ってみると・・・・。

白い実は瑞々しく、うっすらと赤みをたたえていたのでありました。

薄いピンクの部分をそぐようにして口にしてみると、さぞ熟れたら甘くなったよな~という香りが漂っておりましたとさ。

ショックが大きくて写真は撮っておりませんっ!!


しかしまだ、あと一つ小玉スイカは残っている!


確かに、この時点では・・・。

 

勝手にシェア畑!・・・小玉スイカ

シャア畑を始めて2年目です。

 
小玉スイカはキュウリと選択式の栽培品目だ。

昨年はキュウリしか選択できなかった。

というのも小玉スイカの栽培は初心者にはハードルが高いらしく、1年めの私たちは自動的にキュウリの栽培の選択となり、そこで経験を積んでね、という趣旨になっているからだ。


キュウリといえば、これはこれで栽培自体は容易な部類なのかもしれないけど、収穫に難があった。

週に1回しか畑に行けない私たちにとっては、キュウリは大きくなりすぎました。

6-7センチくらいのは早くても収穫して食べてました。けれどそれ以下のは収穫しても意味がないし、そのままにしておくとする。
すると翌週にそのキュウリは40cmオーバーのド級キュウリになっているのだ。
キュウリは本当に成長が早い。

そんなわけで私たちの食道を通過したキュウリは、十数本程度だったと記憶している。
とはいえ、うどん粉病に侵されながらも、そこそこ?収穫をあげてくれていた。

 

さて、今年になって選択品目は迷わず小玉スイカだ。
なぜかって、昨年畑でとれたてを食べていた人たちが、本当においしそうな顔をしていたから。

イカの赤い甘い果汁を想像しながら、唾液を分泌させて選択ボタンをぽちったわけです。

 

小玉スイカの苗 支柱は合掌

小玉スイカの苗を植える。支柱は合掌に組みました。

 

こんなのを作って、スイカのつるがうまく絡みつけるように誘導していく手はずだ。

(因みにスイカは右下です。真ん中あたりのはプチトマト。)

 
植えた苗はひ弱に見えたけど、初期の成長はとても速かった。

 

まだ小さいなーと思える頃に、もう花が!

えーと確か中心の枝は摘み取っておくんだっけ?
というあたりで、なんと出張が重なってしまい、畑に行けなくなってしまった。

 

2週ほど開けて行ってみると・・・・、?!


小玉スイカがネットに入ってぶら下がっているじゃないですか!
しかも2つも。
これは日ごろからコミュニケーションを良くしてもらっている、スタッフさんが手入れをしてくれていたに違いない。

きっと受粉もやってくれたはず・・・・、ありがたや。

ちなみに、こういうスタッフさんの手伝いを望まない方々もいるらしい。
けれどうちは週に1回しか行くことが出来ないので、是非お願いします、と話していたのだ。

よく見ると、まだネットに入っていない花の下が膨らんでいる感じのが1つあった。

これを見よう見まねでネットに包み、一応やった感を出しておいた。

これで小玉スイカが3つ確保された!


確かに、この時点では・・・。